10月, 2023年

【第57回10月例会】和歌山から始まる新たな起業の集い2023

2023-10-21

・日時:2023年10月13日(金)18時30分~(18時00分開場)

<講演場所> 「銀座PPサロン」   東京都中央区銀座5-9-13 菊正ビル9F

1.   講演1部

わかやま地域課題解決型補助金 起業

(1)中上淳貴(登壇):高野山で仏教や和の心を探究できるリトリートハウス&インスティテュートとは~世界遺産の聖地でマインドフルネス瞑想や学びを通した新しい自己創造の拠点作り~

https://kokoronoterakoya.wixsite.com/home

→ 和歌山県へ移住。世界遺産の聖地でマインドフルネス瞑想や、学びを通した新しい自己創造の拠点づくりを・・ (社)こころの寺小屋協会の設立準備中。現代社会における知恵の伝統(仏教)と和の心(日本文化)の新しい活用法の研究、 高野山の自然・歴史・文化に触れつつ、心をリセットする宿泊施設 (リトリート拠点)を整備していきたい。

(2)湯川洋(登壇):和歌山県の日高町でレンタサイクルとテントサウナをはじめました~TREK のクロスバイクでつなげる観光の魅力と地域活性化~

https://www.taie201.com/

→父の故郷、和歌山県の日高町でレンタサイクルとテントサウナを始めた。素晴らしい観光資源があり、それをめぐり繋げることにクロスバイクを用いたい。そうなって行くうちと、観光が感幸となり、人が幸せを感じられる場所にしていきたい。

 (3)梶原清市(リモート):和歌山駅近隣でレンタルキャンピングカー事業を始めます。キャンピングカーを使って和歌山の観光コンテンツのハブになりたい!

※現在HPを作成中のため、完成次第共有します。

→  中小企業診断士の活動と並行しつつ、Webマーケティングでーレンタルキャンピングカー事業を広めたい。和歌山の観光資源の有効活用し、まだ和歌山には二台しかないレンタルキャンピングカー事業を普及させたい。


⒉ 講演2部
ふるさと納税型クラウドファンディング活用 起業

 (4)奥川季花(リモート):和歌山の森の関係人口を増やす

https://motion-gallery.net/projects/somanobase

→ ソマノベース=林業と他業界の企業・個人を繋ぐ会社を田辺市で運営中。土砂災害の人的被害をゼロにしたい、林業を通して災害リスクの低い山を増やしたいとの思いで、多くの人に防災の意識を持ってもらいたいと活動中。memorinateとは、私たちが2年間育てた苗木を山に戻せる新しい観葉植物で、企業や個人で2,000本の苗木を育てて貰い、身近な処で林業を知って貰いたい。

 

 (5)前田絵理子(リモート):お母さんに安心を届ける、産後ケアから始める地方の子育て環境支援とは

https://motion-gallery.net/projects/Kokohana

→ 太地町へ移住。産後ケアとは、産後一歳未満の子と母を対象とした育児支援や相談、心身の健康を目的としたケアを受けることができる事業。この施設がまだ少なく、サービスを知らない人が多く、癒しの環境とサービスの普及活動をしていきたい。

 (6)久保拓也(リモート):“ワケあり農産物”で地域を元気に~「さとたく」のその後~

https://www.instagram.com/satotakuofficial/

→ 地産地消促進で一次産業を元気にする加工場とカフェ。地産地消活動の中で土地の食文化も知って貰いたいとの活動から始まり、飲食だけに限らず、文化や芸術も含めオール和歌山での地産地消の情報発信の場としていきたい。

3 講演3部
     新領域開拓型 起業者

(7)仙石恭子:新たに創る学校「うつほの杜学園」田辺で始まる全く新しい教育改革について。

和歌山熊野古道を学びの聖地へ!うつほの杜学園(仮称)小・中学校を創りたい!|マクアケ – アタラシイものや体験の応援購入サービス (makuake.com)

→ みんなで学校が創れたら、このまちの未来もこの国の教育も変えられると思った。世界遺産・熊野古道の探求型グローカルスクール。グローカルとは、イタリアで出会った、グローバルとローカル両方の視野、地域アイデンティティーを持って、風土価値を理解
  する人。これを起点に世界と繋がる/自然界と繋がる/地域社会と繋がる(探求力・想像力・関係力)をテーマに自力でみらいを拓くグローカルリーダーへ子供たちが育って欲しい。田辺市や地元住民の協力も得、廃校となっている旧二川小学校を改修、活動の拠点に。

 (8)雑賀透とおる:島精機製作所が新たに仕掛ける持続可能な牛乳パックから○○○な挑戦。

→ 新規事業として、①牛乳パックからできた紙糸を素にタオルや無縫製の靴下などを白浜の旅館が採用中。②日本製紙の紙糸に銅を練り込み、抗菌・防臭・抗ウイルス効果が高いものを靴下、帽子などで製作。病院・介護の現場でも使われ始めている。③ブルーニットストアというECプラットフォームを作り、買ったものを買い戻し、ポイントとして還元するという仕組みで、全国のニット業者をサポートしている。一緒にアジアで活躍してきた、小松さんのお琴のイベントも紹介頂いた。

(9)栗山修伍・上野教生:インスタグラム活用し地域創生を仕掛ける新たな挑戦。

→ WAKAYAMA 2.0 、デジタルとブランディングの力で和歌山をアップデイトする。

「目指すチームは、オーシャンズ11」まったく違う分野のメンバーで、面白いプロジェクトを立ち上げて行くのが楽しい。 地元和歌山が大好きなので、強みのデジタル領域を活かして、和歌山の魅力をもっと発信し、地元に貢献して行きたい。長崎県2023年度「デジタルマーケティング情報発信事業 業務受託事業者」に採択されたことを起点に、この仕組みの横展開する中で和歌山の魅力を入れ、私たち地元和歌山の魅力をたくさん発信していきたい。

その後の懇親会では、日頃、出会う機会のない方々と大いに盛り上がった。

 以上(幹事:林口吉代伸)

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